私は、自分の人生の終わり方について、今のところ次のように考えています。
もちろん、実際にそのとおりになるかはわかりません。それでも、自分の希望として、いくつかの可能性を考えておきます。
心筋梗塞や脳出血、事故などによる急死の場合には、自分で終わり方を選ぶことはできません。そのため、エンディングノートや遺言など、死後に必要となる準備をあらかじめしてあります。
がんなどの病気によって人生の終わりがある程度見通せる場合には、必要な治療を受けながら、適切な時期に緩和ケア、さらにターミナルケアへと移行し、できるだけ穏やかに人生を終えたいと考えています。
その中間として、日常生活に介護が必要になった場合には、基本的には自宅で介護を受けます。必要に応じてデイケアなどのサービスも利用します。自宅で暮らすことが難しくなった場合には、医療機関などで必要な療養や終末期のケアを受けることを考えます。
実際にどこまで可能なのかは、その時にならなければわかりません。ただ、現在のところ、老人ホームなどの施設に長期間入居して生活することは、自分の選択肢として積極的には考えていません。
できるだけ健康寿命を延ばすよう努めます。
しかし、健康でなくなったときには、生活に必要な介護や苦痛を和らげるための医療は受けながら、生命を長く保つことだけを目的とした延命治療は望みません。
これは、死を早めたいということではありません。一方で、人生の終末期を可能なかぎり先へ延ばすことを望んでいるわけでもありません。
必要な医療や介護は受けながらも、それを必要以上に長期化させず、自分自身にも、支えてくださる医療・介護関係者にも過度な負担をかけない、できるだけ簡潔で穏やかな人生の終わり方を希望します。
限られた医療や介護の時間や労力を、私の生命をただ長く保つためだけに費やしていただくことも、私の望むところではありません。
できるだけ自分らしく生活し、人生の終わりが訪れたときには、それに抗って先延ばしするのではなく、必要な支援を受けながら受け入れたいと思っています。
今のところ、それが私の考える「人生の終え方」です。
