民主主義国家かどうかを判断するために、私は次の点を重視している。
1.基本的人権と自由
- 言論の自由が保障されているか
- 報道の自由が保障されているか
- 政権批判が自由に行えるか
- 市民が自由に政治活動を行えるか
2.政治制度の公正性
- 公正な選挙が定期的に行われているか
- 野党が活動でき、政権交代が可能であるか
- 議会が公正かつ透明に運営されているか
3.権力の分立と制限
- 独裁的な統治が行われていないか
- 特定の一族や集団に権力が集中していないか
- 権力の世襲が常態化していないか
- 軍部が政治に干渉していないか
- 王室が政治に過度な影響を与えていないか
4.司法・行政の独立性と健全性
- 裁判所が独立し、公正な裁判が行われているか
- 公安機関が法に基づき、公正に機能しているか
- 政治腐敗が構造化しておらず、腐敗防止が機能しているか
私が行こうとする国は、一般に「民主主義国家」と呼ばれる国々であり、その対極にある権威主義国家には、今のところ行こうとは思わない。
民主主義国家とされる国々
以下は、The Economist Intelligence Unit(EIU)が
2025年2月に発表した Democracy Index 2024(2024年時点) を参考にしたものだ。
順位や数値の細かな差は重視せず、分類の目安としてのみ挙げている。
民主主義国家(上位例)
- ノルウェー
- ニュージーランド
- スウェーデン
- アイスランド
- スイス
- フィンランド
- デンマーク
- アイルランド
- オランダ
- ルクセンブルク
- オーストラリア
- 台湾
- ドイツ
- カナダ
- ウルグアイ
- 日本
- イギリス
- フランス
- アメリカ合衆国
- 韓国
- ほか
グレーゾーン(行く可能性のある国)
同指標によれば、民主主義として評価が揺れている、いわばグレーゾーンに位置づけられる国々もある。
- インド
- ブラジル
- マレーシア
- インドネシア
- コロンビア
- タイ
- シンガポール
- セルビア
- ガーナ
- スリランカ
- モルドバ
- など
ここまでが、私にとって「行く可能性のある国々」だ。
権威主義国家(まず行かないだろう国)
以下は、同じくEIUによって権威主義国家と分類されている国々である。
- アフガニスタン
- ミャンマー
- 中国
- 北朝鮮
- ロシア
- ベラルーシ
- イラン
- サウジアラビア
- ベネズエラ
- キューバ
- ほか
付記
これは、あくまで私自身の尺度であり、普遍的な基準ではない。
どの国をどう評価するかは、本来それぞれが自分の経験と価値観を通して考えるべきものだと思っている。
絵画はストラスブールの公園