放送大学面接授業「現代社会の変化と民法改正」

成年後見制度について学んだ。

最初は制度そのものに関心があったのだが、
そのうちに本当の問題は別のところにあると気づいた。

それは、「誰に頼むか」である。

遺言書や財産整理、エンディングノートは自分で準備できる。
しかし、判断能力が低下したときや、亡くなった後の手続きを任せるには、
信頼できる相手が必要になる。

そして、それは相手にとっても
簡単に引き受けられることではない。

制度は仕組みに過ぎない。
必要なものであるが、十分ではない。

実際に機能するかどうかは、
人と人との信頼関係にかかっている。

しかも、それは、
お互いに信頼できる関係でなければ難しい。

講義を通じて、これからの自分に必要なのは、
制度の知識だけではなく、
信頼し合える関係を築くことだと感じた。

一人で生きることはできても、
一人で人生を終えることは難しい。

そんなことを考えさせられた講義だった。

そして、人生の後半は、
何を持っているかより、
何をしてきたかより、

誰かと信頼関係を築けることの方が大切なのかもしれない。